企業向けセミナー「越境体験関連 取組み企業事例紹介オンラインセミナー 2024」を開催しました

令和6年1月29日(月)、「越境体験関連 取組み企業事例紹介オンラインセミナー 2024」を開催しました。

登壇したつな研代表の一井からは、「放課後企業クラブとは 関わりのステップアップ」と題し、都市部企業と地域をつなぐ『放課後企業クラブ』の取組みとその発展性について、事例を交えて紹介しました。

放課後企業クラブは、令和2年度内閣官房調査研究事業を通じて、企業と自治体の双方に、交流や協働へのニーズがあるにも関わらず、接点に乏しい現状が浮き彫りとなったことをきっかけに、つな研が始めたマッチングと共創のプラットフォームです。3年間で、10社の企業と20の自治体をつなぎ、計50回を超える越境体験プログラムの実施を重ねてきました。プログラムでの交流をきっかけに、双方の間に多様な関係性の深化と拡大が見られ、新たな取組みへと発展していくケースも少なくありません。地域活性化起業人や企業版ふるさと納税(人材派遣型)などの制度を利用し、新たな活躍の場を得る企業人材も増え始めています。

「組織と組織をつなぐことで、個人では動機が薄い方への訴求力が高まり、仲間と一緒に参加できる安心感が、社員の前向きな参加を促すポイントになっているようです。地域課題解決が目的ではないというプログラムの特徴から、目標に最短距離で向かう普段の仕事とは違う頭の使い方ができるとともに、人材開発やキャリア自律につながる期待が持てます。越境体験が新たな活躍の場の創出につながる成果も出始めています」と、これまでの取組みを振り返りました。

続いて、放課後企業クラブ参加企業として、株式会社ニコン日総プライム様(NNP)より、自社の事例をご紹介頂きました。NNPは「働き続けられる社会を創造すること」をミッションとし、株式会社ニコンのプライム社員(60歳定年後)の活躍を支援する総合人材サービス企業です。プライム社員に対するキャリア開発の一環として、越境体験を取り入れており、これまでに26の体験を実施、延べ203名の社員が参加しました。その過半を放課後企業クラブが占め、またそのステップアップとして、地域への人材派遣も進んでおり、これまでに10名が地域に新たな活躍の場を見出しています。

取締役兼執行役員 営業部長の水谷洋司氏は、「越境体験は、シニア社員が自ら思い描くライフキャリアを実現するために、必要な自己意識の改革や、異なる環境への適応力を養うことに有効です。自分に足りないものに気づき、ヒヤリハットを体験することも、実は大きなメリットになります。大企業の中で、体系的に取り組んできた強みを、異なる環境でも発揮できる力を身に着けてもらいたいと思っています。一人ひとりの気持ちを大切に、ハートに火を付ける取組みです」と手応えを語りました。

また総評として、放課後企業クラブは、社外の環境での経験が少ない社員にとって、他の民間企業が提供する越境学習よりも、心理的ハードルが低く、踏み出す第一歩として、非常によい経験となる取組みであるとのコメントを寄せて下さいました。

セミナーの最後には、つな研(一井)からNNPへのインタビューと、参加者との質疑応答の時間が設けられ、越境体験を社内で効果的に浸透させるためのノウハウや、社員が越境体験に踏み出すための工夫などが話題となりました。

つな研では、各企業様にご提供できる越境体験をご相談させて頂きます。ぜひ、お気軽にお問い合わせ下さい。

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tsunaken2024